シェア畑とは、畑の一角をレンタルし、家庭菜園を楽しむサービスです。
私は、2ヶ月前にシェア畑に入会をしたばかりであり、これまで土を耕す作業を中心に行ってきましたが、先日、やっと、育てる予定である作物の種と苗を植えてきました!
この度はその様子を体験談ブログ形式でお伝えさせていただきます!
シェア畑ってどんなものなの?について気になる方への参考になると嬉しいです^^
以前掲載した記事はこちら↓
⭐️【シェア畑の口コミと評判】見学・入会体験談:中浦和のシェア畑を始めました!
⭐️【私の口コミ】大宮のシェア畑に入会しました!私の体験談と感想をご紹介します!
⭐️シェア畑での有機野菜作り体験】ステップ①土作り・ウネ作りを行ってきました!
⭐️【シェア畑での有機野菜作りの感想】ステップ②土を耕し、肥料まきをしました!
⭐️【シェア畑での野菜作りの口コミ体験談】ステップ③肥料を追加し、ウネを作りました!
野菜大好き!健康について考えるの大好き!
働く30代女子です。
野菜宅配サービスの利用を機に有機野菜に目覚め、自分で育ててみたい!と思ったことが、シェア畑への入会のきかっけとなりました。
本ブログを通じて一緒に有機野菜の育て方を学ぶことができれば嬉しいです♪
目次
これまでのシェア畑での活動振り返り
シェア畑に入会して早2ヶ月。
入会した時期が3月だったので、私が借りた畑の区画には秋冬の作物が植えられており、ちょうどそちらが育ちきったため、4月に入ってから春夏の野菜を植える準備をスタートしました。
まずは土を整える必要がある!とのことで、3月〜4月中は、土を耕す→肥料を入れる→寝かせる→土を耕す→肥料を入れる→寝かせるといった作業を繰り返してきました。
今回は、土と気候の準備がばっちり整ったとのことで、お待ちかねの種&苗まき!
農園アドバイザーの方から教えてもらいながら作業を行います!
こちらが私の畑の区画で植える予定である作物の図。
全ては難しいとのことで、今回は、おかひじきは辞めて、トマト、きゅうり、サラダ菜、ミニチンゲンサイ、ラディッシュ、パクチーを栽培することにしました。
① 雑草を抜く
3週間ほどシェア畑に行っていないうちに、雑草がこんなに大きくなってしまいました!><
まずはこちらを抜く作業から入ります。
根っこが深くまで根付いている可能性があるため、道具を使います。
(畑作業に使う道具は全て農園事務局に揃っており、使い回し自由です。)
こんなに抜けました!
② 土をさらさらにする
土を耕し、肥料を入れてからしばらく寝かせておいた畑の土がいつの間にかぱさぱさに!ということで、まずは硬くなった土をサラサラな状態に戻す作業を行います。
硬い団子のようなものがあると作物の根が出にくくなってしまうとのことなので、できるだけ頑張ることがいいそうです^^
③ トマトの苗を植える準備をする
トマトは、畑の区画の1/4のところで育てる予定です。
まずは、苗を植える区画の整備。
苗は、既に小さな芽が出ているものを使うとより早くできるとのことで、1ポットいただきました。
↓農園事務局にこんな感じで苗が準備されています
トマトを植えるときの最大の特徴は、肥料を一定の場所のみに入れること。
②で耕した土の真ん中に、20cmの深さの穴を作り、そちらに指定の量の牛糞、鶏糞、油粕(全て肥料)をブレンドしたものを入れ、土をかぶせます。
↓穴掘り
↓ブレンドされた3種類の肥料
続いて、畑の区画全体に牡蠣殻石灰(名前のとおり、牡蠣の殻を細かく砕いたもの。野菜が病気にかかることを防止してくれる役目を果たします。)を上からまんべんなく振ります。
トマトは、お尻が真っ黒になってしまうといった症状がある「尻腐れ病」と呼ばれる病気にかかりやすいそうで、牡蠣殻石灰がこちらを防いでくれます。
その後、少しだけジョウロで水をかけます。
ここから、マルチと呼ばれている、黒いシートをかぶせます。両脇を杭でしっかりと止めます。
ここで登場するのは、マルチカッターと呼ばれる道具!マルチの真ん中に位置させ、力強く押し込みます。
すると、こんな感じで土ごとすっぽり!
水を穴がかぶさるほどたっぷりと入れて、土に染み込むまで待ちます。
その後、いただいた苗を指で挟んでから、マルチカッターで切り取った穴に入れ込みます。
余った土は、周りの土を固めるために使います。力一杯土を押し込んでから、少し水をあげて、トマトの苗の植え付けは完了!
最後に、棒を土に入れ、タコ糸で八の字を作りながら、写真のようにトマトの茎を固定します。
なお、トマト栽培のもう1つ大きなポイントとなるのは、コンパニオンプランツの栽培。
種類の異なる野菜を混植(一緒に植える)することで、お互いの性質が影響しあって、病害虫が抑えられたり、元気に野菜が育つ組み合わせとコンパニオンプランツと言います。一緒に育ってくれる相性の良い作物です。
トマトは水を嫌うため、水を好むバジルを近くに植えてあげることで、雨水などをバジルが吸収してくれるといった役割を担います。
したがって、40〜50cmほど離れた場所に、先ほど登場したマルチカッターと使って土を切り取り、水をしっかり巻き、バジルの種を入れ、土をかぶせます。
ベジルの植え付けが完了したら、最後に、シェア畑の初回の講習会で習ったウネ作り。このように、土をもって、山を作ったら出来上がり!
残りは、すくすく育ってくれるのみ♪また来週の様子が楽しみです♪♪
④ きゅうりの苗の植え付け
きゅうりの植え付けは、トマトと同様の作業で行います。
肥料を入れる→マルチを張る→マルチカッターで土を取り出す→水をやる→コンパニオンプランツを入れる→隣に苗を入れる→土をかぶせ、固める→棒に茎を縛り付ける。
きゅうりのコンパニオンプランツはネギだそうなので、隣に植えてあげました。
葉っぱが白くなる「うどんこ病」というのがきゅうりの場合発生することがあるため、それを防止するために植えます。
ネギの根ときゅうりの根が絡むように植え付けるのがポイントです☆
↓完成図
⑤ サラダ菜、ミニチンゲンサイ、ラディッシュ、パクチーの種をまく
残りの区画は、サラダ菜(岡山サラダ)、ミニチンゲンサイ(シャオパオ)、ラディッシュ(カラフルファイブ)、パクチーを植えます。
農園事務局に種が置いてあるので、そちらから適量を取ってきます。
こちらの植え付けは、苗から植える作業と異なり、「溝施肥(みぞせひ)」というやり方で行います。
区画内に、横長の小さな溝を作ります。
その中に、2cmほどの感覚で、各作物の種をまきます。
土をしっかりかぶせて固め、最後にジョウロでたっぷり水をやったら完了!
いい感じに畑が完成しました^^
これらの作物は、夏の期間は1週間で大きく育つとのことです。来週が楽しみですね♪
⑥ いちごを食べました!
私が入会する前の秋冬時期に植えられたいちごが育ってくれました!
残念ながら実は少なかったですが(原因は不明なんだとか・・・)、5個ほど収穫することができました!
食べてみると・・・とっても甘い!♡スーパーのいちごと比べて20倍くらいの甘さがありとっても美味しいです^^
ここまで美味しいいちごを食べたのは初めてかも♪やはり、有機栽培の野菜や果物は味が全然違うんだな、と改めて感銘を受けました。
早く次の作物が採れるのが楽しみすぎます!^^
⑦ 【余談】日焼けには要注意!
今回畑に伺ったのは5月の初旬。ちょっと前までまだ冷え込む日があったので、紫外線対策を疎かにしてしまった結果、こんなことになってしまいました!><
数日間ひりひりで、苦しみました・・・シェア畑を訪れる際は、防止、長袖の服、日焼け止めを絶対にお忘れなく!!
シェア畑の仕組みをご紹介!
今後シェア畑に入会を検討している方向けに、簡単にその仕組みをお伝えします!
① シェア畑の場所
シェア畑は、2018年5月時点では、東京、神奈川、埼玉、千葉、兵庫を中心とした60箇所にあります。
〜東京〜
稲城長沼、新小岩、多摩落川新倉、東久留米、ひばりが丘、町田木曽、八王子、多摩川、立川幸町、花小金井、西国立、調布深大寺内野、深大寺、三鷹台高橋、二子玉川、板橋西台、アグリス成城、千駄ヶ谷、江戸川小岩、葛飾うえくさ、世田谷(喜等々力)、世田谷(駒沢)、世田谷(喜多見)、世田谷(桜新町)
〜神奈川〜
八幡谷戸ふれあいガーデン、センター北、里山シェア大井松田、湘南藤沢、町田鵜野森、座間、戸塚名瀬、戸塚舞岡、東戸塚、戸塚矢部、横浜鶴ヶ峰、横浜白根、青葉森田、横浜藤が丘、横浜十日市場、あざみ野、横浜江田、横浜鶴見、横浜高田、美しが丘、新横浜、宮前平、東有馬、麻生、武蔵新城、新百合ヶ丘、川崎多摩、溝ノ口、相模原古淵駅前、藤沢市辻堂元町、アグリパーク伊勢原
〜千葉〜
千葉検見川、流山おおたかの森久兵衛、東松戸、稲毛、薬園台、市川本八幡、市川北方、柏駅ウエストファーム、習志野屋敷、津田沼
〜埼玉〜
上尾大宮堀の内、志木、朝霞台、川越新河岸、みさとだんちファーマーズガーデン、八潮駅サウスファーム、浦和、さいたま与野、川口、大宮堀内、大宮西、大宮北
〜関西〜
兵庫県明石、大阪府八尾久宝寺
ほとんどは、都心から少し離れた場所で、駅から徒歩15分からの場所にあります。
② 作物の種類
シェア畑で取り扱っている作物は全て有機栽培の有機野菜です。
農薬不使用、肥料は有機肥料のみ使用と、厳しい栽培基準を設定しています。
有機野菜は、慣行栽培の一般野菜と比較して安全性と栄養価が高く、味が濃厚でとても美味しいのが特徴。
一般スーパーには少量しか販売されていないということもあり、子供や家族に完全な野菜を食べさせたい人にはかなり魅力的です☆
③ 畑の大きさ
畑は子供区画と呼ばれる3㎡(2区画)と6㎡(4区画)のどちらかを選ぶことができます。
↓こちらが、子供区画の大きさです
④ 作物の収穫量
1区画につき2〜3種類の野菜の栽培ができます。
したがって、子供区画を利用の場合は、4〜6品類、通常区画利用の場合はその倍の8〜12品種の作物となります。
野菜の収穫量としては、ミニトマトで約200個、なす・きゅうり・ピーマンで各50個前後が目安となります。(もちろん、病気などなしにしっかりと育ってくれた場合ですが!)
⑤ 利用料金
【入会金】10,000円
【月額】
◆3㎡(2区画)の利用の場合:4,000円〜6,000円/月
◆6㎡(4区画)の利用の場合:7,000円〜9,000円/月
※地域によって利用料金が異なる
⑥ 利用者の層
8割がファミリー層と、家族に人気のサービスです。食育の一環で、子供と一緒に習い事感覚で通っている親が多いのだとか。
(確かに、学校の自由研究などの材料にもなるので、便利ですね!)
残りの2割は、週末のお出かけ代わりに、運動代わりに、新しい趣味の一環に、有機野菜を食べたいためなどと、様々な目的で来られた人たちだそうです。
⑦ シェア畑の利用頻度
シェア畑での作物のお世話は、夏は週1、冬は2週間に1度が理想。
特に夏の時期は育つのが早いので、多く通えたに越したことはありません。
が、毎週はしんどい・・・という場合は、収穫量が減ってしまいますが、育つは育つなので、あまりセンシティブになりすぎないでOKです。
⑧ 道具
シェア畑では、野菜の栽培に必要な道具が全て揃っているため、軍手と長靴のみ持参で大丈夫。
⑨ 畑の訪問者
8名以内であれば、事前の届けなしに、家族や友人を連れてくることができます。
8名以上の場合は、申請さえすれば問題ありません。
⑩ イベント
シェア畑の会場では、季節に合わせたイベントが定期的に開催されています。(さつまいも掘り、スイカ割り、カレー・鍋の会など)
有料ですが、会員であればどなたでも参加ができます。
まとめ
今回は、シェア畑でトマト、きゅうり、サラダ菜、チンゲンサイ、ラディッシュ、パクチーの苗&種を植えた様子を紹介させていただきました!
畑作業が完全なる初心者であった私でも、農園アドバイザーさんの指導を受けながらしっかりと植え付けることができました。
今後、自宅の庭で作物を育ててみようと思っているため、このように丁寧なレクチャーをしていただくことで、いつもとても勉強になっています^^
次回畑を訪れた際はきっと作物の芽が出ているかと思います。楽しみ♪
次回の様子もブログで掲載していきますので、ご興味がある方は是非ご覧になってください^^