みなさん、シェア畑について聞いたことがありますか?
シェア畑とは、畑の一角を借りて、有機野菜・無農薬野菜作りを楽しむ畑のレンタルサービスです。
私は、有機野菜を食べたい!という思いから、日頃、野菜宅配・通販サービスを利用していますが、自身で野菜を育てたことはありませんでした。
しかし、有機野菜や無農薬野菜についていろいろと調べている中で、一度自分で育ててみたい!という思いが芽生えました。
しかし、都心のマンション暮らしで、もちろんお庭もない中でどうすればいいのか・・・と悩んでいた中、シェア畑に出会いました。
本記事では、中浦和にあるシェア畑の見学・入会の体験談を口コミレビューとしてご紹介させていただきます。
シェア畑を始めることを検討中の方は是非参考にしてみてくださいね^^
また、シェア畑の詳しい特徴、仕組み、利用料金については、別途記事で掲載していますので、よろしければこちらもどうぞ↓
【特徴や料金】シェア畑のメリット・デメリットを評価してみた!
目次
シェア畑とは?利用地域、仕組み、料金について
見学・入会体験談に入る前に、少しだけシェア畑とは何か?についてご紹介をしたいと思います。
冒頭でお伝えしたとおり、シェア畑とは、郊外・近隣で、畑の小さな一角をレンタルして、家族や友人と一緒に野菜作りを行うサービスです。
シェア畑の主な特徴:
① アドバイザーのサポートが得られる
定期的に農業・菜園のアドバイザー講師が、作物の育て方についての講習会を実施したり、随時アドバイスをくれます。
農業が初めての方も安心して利用できるとのこと。(利用者の8割が初心者だそうです!)
② 手ぶらで通える
栽培に必要な道具、種、苗、肥料が全て揃っており、利用料金に含まれているので、手ぶらで通える快適さがあります。
③ 有機肥料・無農薬野菜を楽しめる
シェア畑では、化学肥料、化学農薬、殺虫剤などは使用禁止となっており、自然の力を活かした自然農法の体験ができます。
農薬が使われていないため、採れたての野菜はそのまま丸かじりできるとのこと!
④ 様々な種類の野菜の栽培ができる
年間20品目以上の野菜の収穫ができます。
春と夏はミニトマト、きゅうり、なす、ピーマン、オクラ、かぶ、おうもろこしなど、秋と冬では白菜、キャベツ、ブロッコリー、大根、玉ねぎ、さつまいもなどが代表的ですが、希望に沿って、それ以外の、珍しい野菜を育てることも可能です。
私は今後、ファンであるビーツにチャレンジしたいです!
⑤ イベント・講習会に参加ができる
シェア畑の会員向けに、定期的に野菜作りの講習会や季節のイベントが開催されています。
農業の専門家からアドバイスをもらったり、夏にはスイカ割り、冬には焼き芋など子どもやファミリーに嬉しいイベントが揃っています。
⑥ 最高鮮度の野菜を味わうことができる
スーパーなどに出回る野菜は収穫後3〜4日で店頭に並びますが、シェア畑では、収穫後すぐに食べることができるため、新鮮でとても美味しいです。
利用地域は?
シェア畑は全国60箇所にあります。
現在は、東京都(19箇所)、神奈川県(24箇所)、千葉県(6箇所)、埼玉県(10箇所)、兵庫県(1箇所)と、関東中心に展開しています。
今後は、関西への本格的な進出もありうるとのことなので、要チェックですね!
利用料金は?
利用料金は、利用するシェア畑の場所によって異なりますが、おおよそ下記の価格帯となります。
・3㎡(2区画):月々4,000円〜6,000円
・6㎡(4区画):月々7,000円〜9,000円
+入会金:10,000円(年会費は無料)
ちなみに、1区画の大きさはこんな感じです↓
利用料金は高いの?安いの?という点で見ると、安易に安いとは言えませんが、習い事感覚で見ると、まあこんなもんか、と割り切れる価格帯なのではないかと思います。
中浦和のシェア畑を見学しました!
では、本題の、見学会の感想に入ります!
私は、数多くあるシェア畑の中で、自宅から最も近かった埼玉県・中浦和を選び、見学をしました。
※見学を希望の場合は、シェア畑の公式サイトから事前予約をする必要があります。
駅から徒歩約15分で、シェア畑に到着!住宅地のど真ん中にありました。
こんな感じの大きな看板が貼られていました。
敷地は、思った以上に広いですね!
それぞれ小さな区画で区切られている畑が全面的に目立ちます。
シェア畑中浦和のスタッフさんが早速、近寄ってきて、辺りを回りながら、シェア畑中浦和の特徴や利用方法を教えてくれました。
こちらのシェア畑では、年に2回、講習会受講後、スタッフの方が推奨する野菜を一緒に植えていくとのことです。
↑ホワイトボードを使いながら教えてくれます
通う頻度については、基本的に通いたい放題ですが、種・苗を植えたすぐ後は、こまめなお手入れが必要なため週2度ほど、その後は週1または2週間に一度ぐらいの頻度で覗きにくるのが良いそうです。
忙しい方でも無理にできる習い事な感じですね!
野菜はリストから選ぶことができますが、リストに載っていない作物でも、自身が希望する場合、栽培することができます。
(初心者の場合、まずは育て安い推奨野菜から始めるのがいいとのことでしたが。)
↑秋・冬に栽培可能な野菜リスト。ビーツやコールラビなど珍しい野菜もありますね^^私はビーツの大ファンなので、是非育ててみたいです!
私が見学に行った時期は10月でしたが、周りにはこのような野菜が栽培されていました↓
↑いんげん
↑とうもろこし
↑なす
↑玉ねぎ
↑キャベツ
栽培に必要な道具(スコップ、防虫ネット、バケツ、マルチなど)、種・苗、(提携農家からの高品質な種であるそうです)、肥料が全て揃っており、利用は毎月の利用料金に含まれているので、手ぶらで通えることがわかりました。
↑苗とスコップ
↑肥料
水場やトイレも常備されているので、便利♪
耕す作業に疲れたら、屋根の下で少しくつろぐスペースもあります。
次に、作物の育て方についてですが、シェア畑では、農薬、化学肥料、殺虫剤などは原則使用禁止だそうです。
堆肥は牛ふん、鶏ふん、油かすなどからできた有機肥料を使っています。
そのため、収穫した野菜はさくっと水洗いしてからその場で丸かじりができるそうです。
有機野菜・無農薬野菜はとても美味しいので、新鮮なうちに食べられることが今から楽しみです!^^
なお、選べる畑の種類は2つ:子ども区画(2区画、利用料金:4,908円)または大人区画(4区画、利用料金:7,315円)です。
↑2区画でこれぐらいの面積です
2区画で4〜6種類の野菜を育てることができるので、初めて栽培をする方には十分かと。
最後に、イベント情報ですが、シェア畑中浦和では、年に数回、野菜をテーマにした季節の企画を行っているそうで、特に子どもがいる家庭には大人気だとのことです。
次回のイベントは芋掘り&焼き芋とのことで、いい大人ですが(笑)、せっかくなので様子を見に行ってきたいと思います^^
イベントの話で、どんな人が主に利用しているんだろう?と気になってスタッフの方に伺ってみたところ、中浦和の場合、利用者の8割が若い世帯・子どもがいる世帯だとのことでした。
入会の目的は、食育の観点で、子どもに食物の栽培を教えたい・土を触らせたいという方だそうです。
周りが住宅地とのことで、畑ができる環境ではないですが、このようなシェア畑があると、子どもの習い事感覚で、家族一緒に食育の勉強ですね!
夏休みの自由研究などにも役立ちそうです^^
他にも、農業の基本をシェア畑で学んでから、自身の畑に移管し、知識を活かしている方もいるそうです。
中浦和のシェア畑に入会しました!
40分ほどスタッフの方の説明を聞いてから、入会を決意しました。
タイミングよく、余っている子ども区画があったので、ラッキー☆(なんと、ほとんどの区画は既に使用済みの人気ぶりでした。)
↑こちらのスペースを2つ利用します
植える野菜についても早速少し相談をし、入会したのが10月でちょうどほとんどの野菜が既に植える時期を逃しているとのことだったので、今でも始められるブロッコリー、茎ブロッコリー、玉ねぎ、にんにく、いちご、白菜の6種類に決めました。
春・夏シーズンは、是非珍しい野菜にも挑戦してみたいですね!^^
また、気になる料金はいくらか?については、下記のとおりとなりました。
利用料金
子ども区画の利用(2区画):月額5,300円
※1年契約となりますが、一括で12ヶ月分の支払いも可能です。
入会金:5,400円
※通常10,000円ですが、キャンペーン期間中で安くなっていました。
※一度きりの支払いで、年会費はありません。
事務手数料:2,000円
※毎月口座から引き落としの支払い方法を希望した場合のみ発生。
注意点は、契約が1年間となり、途中退会ができないこと。
何かしらの事情で途中からシェア畑に通うことができなくなった場合でも、1年分の利用料金は必ず支払う必要があります。(1年後の更新は自動更新なので、解約したい場合は3ヶ月前に申し出る必要あり。)
早速、2週間後に初回講習会で種・苗の植え方から育て方の基本を教えてもらうので、今から楽しみです!
まとめ
本記事では、私が先日入会したシェア畑中浦和の見学・入会体験をレビューを紹介させていただきました。
いかがでしたか?
シェア畑を始める目的は様々:新たな趣味・習い事として、子どもの食育に、農業の基本を知りたい、自然に癒されたい、有機野菜・無農薬を食べたいなどなど・・・
少しでもシェア畑にご興味を持った方はまずは近くの畑の無料見学から申し込んでみてください^^