こんにちは^^ オーガニック食材の口コミレビューブログを書いているマグです^^
今回は乳製品好きの人に向けて、日本一美味しい牛乳(あくまで個人的な感想)をご紹介します!
※オーガニック牛乳ではありません。
どんな牛乳なのか?気になる人はぜひ最後まで読んでください♪
目次
日本一美味しい牛乳「猿払(さるふつ)牛乳」とは?
私は有機野菜や無添加食品の大ファンで毎食オーガニックを取り入れていますが、そんな中で乳製品も大の好物。
以前は低温殺菌やオーガニック牛乳を買っていましたが、一般の牛乳とさほど味が変わらないということで断念。
年末にふるさと納税サイトを見ていたところばったり猿払(さるふつ)牛乳に出会いとりあえず試しに注文してみたところが猿払(さるふつ)牛乳との冒険始まりとなりました。
なんと!こんなに濃厚な牛乳は初めて飲んだかも?!と感じたほどめちゃくちゃ美味しい牛乳だったのです。
牛乳好きでこれまで結構な数のメーカーのものを試してきましたが、日本にここまで美味しい牛乳が存在することに驚き。(個人的な感想となりますが)日本一美味しい牛乳に認定しました!
そんな猿払(さるふつ)牛乳とは一体何者なのか?生産地や生産地、作り方へのこだわりをご紹介します!
出身地は北海道のてっぺん
猿払(さるふつ)牛乳の名前の由来は生産地である北海道の猿払村です。
日本の最北の村!なかなか観光などでは行かないようなニッチな場所ですよね。冬なんかはかなり寒そう^^;(夏の最高気温は東京都内の最低気温と同じらしい!)
ただし、牛乳の源であるホルスタイン(牛さんたち)は涼しい環境が大の好物♪どのようなことから、猿払村では昔から酪農が盛んでした。
猿払(さるふつ)牛乳の製造者である猿払村畜産振興公社さんは1990年に設立。それ以前は、猿払村で搾乳された牛乳は大半が他の場所にある大手メーカーのもとに運ばれ、複数の地域で生産された牛乳たちとまざりあって、加工され、販売されていました。
しかし!せっかく酪農がうりの猿払村。独自の牛乳が存在しないのはおかしいのでは?ということを疑問に思った猿払村畜産振興公社さんは猿払村の酪農を広くPRするために、それから村の人の健康を願って、自社の乳製品にチャレンジする決意をしました。
これが、日本一美味しい猿払(さるふつ)牛乳の始まりです。夢があるストーリーですよね☆
猿払(さるふつ)牛乳やその他製品は全て手作り
猿払村畜産振興公社さんが持っている乳製品工場「牛乳と肉の館」には牛乳や乳製品を製造するために必要となる機械が置かれていますが、そちらの機械を操作するのは人間。
ベルトコンベアーでががが〜っと流れてくるのではなく、完成前の商品をかき混ぜたり、違う機械や容器に移し替えたり、重量を測ったりすること全てを従業員が行っています。
今の時代となるとこのような工場はなかなか珍しいです。作っている様子の写真などを見ると手作りっていいな〜となんだか親近感がわきますよね♡
こだわりは殺菌方法に
しぼりたての牛乳は殺菌が混入しているため、生で飲むのは危険。そのため、販売前に殺菌を死滅させるためのプロセスにかけられます。
日本で出回っている牛乳の90%は135度前後の温度に1〜3秒かけることで、一瞬にして殺菌をやっつけます(超高温殺菌(UHT殺菌))。
猿払(さるふつ)牛乳はこの定番の超高温殺菌ではなく、78度の温度に20分かけてから4度まで冷却させるといった高温保持殺菌(HTLT)の方法をとっています。
牛乳は、殺菌温度が上がれば上がるほど乳が酸化し、牛乳の栄養価や味が落ちてしまいます。実際に、超高温殺菌牛乳と66度の低温殺菌牛乳を飲み比べてみると味の濃厚さが全然違います!超高温殺菌牛乳はだいぶ水っぽく、個人的にはミルク色をした水にしか思えません・・・超高温殺菌牛乳は、一言で言うとと濃厚。牛乳の味がはっきりとしていて、飲みごたえがあります。
低温殺菌のほうが美味しいのに、なんでメーカーはみんな低温殺菌にしないの?と疑問に思うかもしれませんが、低温になればなるほど味はアップする片面、賞味期限がぐんと下がります(高温は製造から2週間ほど、低温は3〜4日。メーカーにとっては賞味期限が長ければ長いほど嬉しい。消費者にとってもメリットがあります。高温は牛乳パックをあけてからもしばらく冷蔵庫にストックできますが、低温は腐りやすいため開封後1〜2日で飲みきる必要があります。なので、味にこだわりたいのか、賞味期限にこだわりたいのかのどっちかですね!
ちなみに、超高温殺菌・低温殺菌の牛乳は一般スーパーで見かけることができますが、猿払(さるふつ)牛乳のような高温保持殺菌(HTLT)のものはだいぶ珍しいです。正直私は一般的なお店ではまだ見たことがありません。
超高温殺菌や低温殺菌とはまた違う味がするのか?次の章にて飲んでみた感想をお伝えします!
殺菌してからすぐに出荷
大手メーカーは殺菌し、箱詰めされ、出荷されるまで少しばかり時間を要しますが、猿払(さるふつ)牛乳の場合は余計な工程を省き、殺菌されてからすぐに出荷がなされています。
高温保持殺菌牛乳は超高温殺菌と比べると賞味期限が一段と短いため、殺菌後すぐに出荷してくれることはありがたいですね^^
猿払(さるふつ)牛乳の種類は2つ
猿払(さるふつ)牛乳は、900mlの贅沢サイズと200mlののみきりタイプの2種類が展開されています。
また、他にも、猿払(さるふつ)牛乳が原料になったさるふつアイスやさるふつバターなども作られています。
さるふつアイスは製造時空気含有量を低く設定しているため、濃厚なアイスに仕上がるのだとか。濃厚かつ甘みは控えめな味わいに仕上がっているそうです。↓
さるふつバターには、沖縄の海水から搾取された高品質な塩が使われており、塩の結晶が残されているため、サクサクっとした食感があります。塩分自体はひかえめであるため、まろやか風味であるそう。↓
猿払村の製品はどこで買えるの?
猿払(さるふつ)牛乳、さるふつアイス、さるふつバターが買える場所はまだまだ少なく、一般的なお店では販売されていません。
購入方法としては、猿払(さるふつ)牛乳が作られている工場のショップまたはネット通販です。牛乳を飲むためだけに北海道の奥地に行ける人はなかなか少ないと思うので、最も手軽な方法である通販を利用するのをおすすめします。
代表的なネットショップだと「楽天」や「アマゾン」、それから北海道物産展である「活彩北海道」や直産の食材を取り扱う「産直広場」などがあります。
※猿払村畜産振興公社さんの公式サイトからは買えません。
また、ふるさと納税にも出品されています(らくてんふるさと楽天とふるさとチョイス)経由でも購入することができます。
気になるお値段は?めちゃく高かった・・・!
猿払(さるふつ)牛乳は4本で3,970円(送料込み)のお値段となるので、1本約1,000円!
さるふつバターは2缶セット(100g×2個)で3,650円(送料込み)!
さるふつアイスは現在ふるさと納税でのみ出店されていますが、20個入りで15,000円!(ふるさと納税ではなく普通のショップで買えばこの値段の1/3くらい)
やばい高いですよね〜><普段使いできる人はかなり少ないでしょう・・・><ということで、乳製品が大好きでたまにの自分への贅沢などに最高の乳製品を贈りたい!そんな場合に買ってみるのかいいかもしれません^^
猿払(さるふつ)製品についてもっと知りたい人はブログへ!
猿払村畜産振興公社さんはブログも公開しています。製品の原料や製造方法へのこだわりをもっと詳しく知りたい!そんな人はブログもチェックしてみてください〜♪
猿払(さるふつ)牛乳を飲んでみた!
前段はここまでとしておき、本記事で一番気になるところである「で?猿払(さるふつ)牛乳を飲んでみてどうだったの?」に入っていきたいと思います。
私は、猿払(さるふつ)牛乳はふるさと納税の定期便で注文。先日第一便が到着しました!すっきりした見た目の可愛らしいダンボール^^
品質担保のため、もちろんクール便です。
あけてみると、じゃじゃじゃ〜!豪華4本がひょっこり^^
パッケージも可愛いし、カートン容器でなくプラボトルに入っています。しっかりしてる!
裏には猿払(さるふつ)牛乳の簡単な紹介が。ノンホモジナイズ牛乳でありますよ〜!ということ。
そもそもノンホモジナイズ(通称ノンホモ)とは何なのか?牛乳はそのなめらかな形を残すために多くがホモジナイズ牛乳で、パスチャリゼーション(72度で15秒間殺菌)をしていますが、ノンホモ牛乳の場合は脂肪を均一化せずにそのまま残しておくことで、濃厚さが保たれるのです。乳製品を作る=加工するのには、脂肪分が牛乳全体に混ざっていて品質が均一となるホモジナイズ牛乳のほうが向きますが、牛乳単独で飲む場合にはノンホモ牛乳のほうが味がはっきりしていて、明らかに美味しいです。
このような注意書きも。
そう、ノンホモ牛乳は生クリームが浮き上がるなど品質が一見よくないように見えることも(傷んでいる、腐っているなどではないのでご安心を)。
※今回届いた牛乳にはそのような不備は見当たりませんでしたが。
なお賞味期限は確かにめちゃくちゃ短い。到着したのは2/7でしたが、賞味期限は2/9まででした。4本/各900mlもきたので、3日間でこの量を飲みきるのはまず不可能・・・(うちは、主人の実家が隣にあるので、義理の両親と半分こできたので、無駄になることなく、一件落着^^)
早速牛乳をあけてみます!空気が入らないために、蓋の部分にはプラスチックカバーが。
上までしっかりと入っています。色はいつも買っている牛乳より少し黄色っぽいような気がしました。なお、ノンホモ牛乳の特徴である生クリームが浮き上がるなどの原料は特に見当たらず。
どば〜!
液体自体のなめらかさは一般の牛乳と変わらない様子。
いただきま〜す!(主人と牛乳で乾杯^^)
一口含んでみてまず出てくる言葉:ややや・・・やばい濃厚さ!これは牛乳ではありません、生クリームです。牛乳と知らなかったら生クリームの一種かな?と思ってしまうほど、本当に濃厚。日本の牛乳でここまで濃厚なものは初めて飲みました。
ただし、生クリームはどろっとしていてそのまま飲むのには不向きですが、猿払(さるふつ)牛乳は、生クリームの味わい深さを保ちつつ、さらっとした口どけを実現しているので、奇跡の牛乳です♡
牧場からのしぼりたてのような牛乳を飲んでみたい!そんな人の夢を叶えてくれるのがこの猿払(さるふつ)牛乳。日本一の美味しさ、納得納得です!
なお、1本1,000円するとなると、1カップで約200円。1L分の普通牛乳の価値です。
高いけど、ここまで美味しいとなるとリピートしたくなっちゃう・・・!そんな危険な牛乳です。
猿払(さるふつ)牛乳の感想まとめ
猿払(さるふつ)牛乳を頼んで、飲んでみた感想は・・・
・ここまでなめらかで濃厚で牧場感のある牛乳は初めて
・高いけど、この値段を出してもいいと思ってしまうほどやっぱり美味しい
・殺菌方法の関係で一般牛乳より栄養価が高い
・一度こちらを飲んでみると一般牛乳がまずすぎると感じてしまう
です!
高いので、普段使いはなかなかできませんが、乳製品の大ファンやたまにはちょっといいものを買ってみたい、そんな人におすすめができます!