有機野菜や無添加の食材を自宅まで宅配してほしい!そんな人は山口県がベースになっている有機野菜宅配サービス「秋川牧園」について一度はきいたことがあるのではないかと思います。
私は、野菜&健康おたくであり、これまで20社以上もの有機野菜宅配サービスの利用経験がありますが、その中でもだいぶ気に入っていて、現在ヘビーユーザーとなっている会社の一つがこの秋川牧園です。
今回、秋川牧園さんの会社説明会が開催されるとのことで、参加をしてきました!秋川牧園についてある程度研究してきたつもりの私ですが、ウェブサイトやパンフレットではなかなか解読が難しかった話がたくさん・・・!
秋川牧園とはどんなサービスなの?他の有機野菜宅配サービスと比較してどう違うの?何が売りなの?
についてまだ秋川牧園についてあまり深く知らない、そんな人向けに、説明会で伺った話を簡単にまとめました!
有機野菜宅配サービスに入会したい、秋川牧園にちょと興味がある、そんな方は、入会前にさらっと目をとおしておくとあとあと後悔がないかと思いますよ^^
秋川牧園について/公式サイトを見る(以下記事も合わせてどうぞ!)
⭐️秋川牧園を他社の野菜宅配と比較した!
⭐️秋川牧園の本社を取材してきた!
目次
秋川牧園の会社説明会に行ってきた!
今回の説明会は秋川牧園の社員2名、のださんとながいさんが講師となっていました。
この度は本説明会にご参加いただきありがとうございます。
みなさん、秋川牧園をご存知ですか?初めて聞く方々が多いかと思います!
今回は、どんな会社なのか?どんな事業をやっているのか?どんな食材を販売しているのか?を中心にお話していきたいと思います。
楽しみです♪♪
秋川牧園の社名ですが、なぜ「牧園」なのか?に関して、牧場も農園も両方展開しているため、このような造語がつけられました。
「秋川」については、創業者の苗字の名前から取られています。
もともとのルーツですが、第一創業から約90年が経ちます。
1930年の昭和初期、中国の大連で秋川房太郎が農園を開いたところから始まっており、その後、息子である実(会長)とその更なる息子、正(三代目現社長)が継いでいます。
野菜宅配サービスの中で老舗と言われている大地を守る会は40年、らでぃっしゅぼーやは30年ですが、秋川牧園は90年もの歴史があるのですね!すごい!
今では当たり前に聞こえる言葉ですが、90年前の状況はやや異なっていました。
当時、ちょうど終戦を迎えた時期でありましたが、食べれればいい、という考えでした。
食品が亭主されてきた時代です。
そんな中で、安心安全な食べ物を語っていた房太郎は変わり者に思われていました。
現在の農薬や添加物の問題とは全く違う時代拝見だったのですね・・・
事業をやっていくうちにお客様から「鶏や豚も欲しいよ!」との要望があり、畜産物の飼育も行うようになりました。
鶏肉、豚肉、それからパンやワインも作るようになりました。
専門領域がどんどん広がってきたのですね!ふむふむ
週末になると3000人ほど観光客が集まっていたのです。
しかし、終戦の関係で中国で農園が運営できなくなり、房太郎とその家族は日本へ帰らざるを得なくなりました。
その後、房太郎の奥さんの実家がある山口に戻ってきました。
そこで、山口で今の秋川牧園が創業されたのです。
大変な時代ですね・・・命があっただけよかった、といったところなのでしょうか・・・
昔から展開している野菜宅配サービスは野菜に特化しているところが多いですが、秋川牧園は早くもその他のジャンルに踏み込んでいたのですね。
そこをチーム化しよう!とのことで、農業をチーム化し、その分野でパイオニアになろう!と考えました。
創業時の思いを絵にしてみるとこんな感じだそうです:
社会貢献要素も感じられるいい話☆
そこが他社の野菜宅配サービスとの違いであり、我々の差別化要因となります。
なるほど!それは知らなかった!秋川牧園さんはすごい会社だったのですね!
また、信頼感を大切にされています。
不正をしない、間違ったものは販売していない、など。
その観点を評価してくださり、他の野菜宅配サービスより秋川がいいよ!と言ってくださる人が多くいます。
確かに、私も、野菜宅配サービスを利用している理由の一つに、安全安心な食材を調達したいから、があります。
地域需要があることがわかりました。
餌をほぼほぼ自社で作れているため、鶏肉、牛肉、豚肉だけではなく、野菜、卵、乳製品なども作れるようになったのです。
確かに、農薬や添加物無添加をうたっている会社さんは多くいますが、畜産物の餌がどうなっているか?のところまで詳しく公開しているところは数少ないです。
しっかり、コンパクトにまとまっていまるので、ぜひ詳しく見てみてください。
やっていることが立派&情報公開がしっかりしている点が素晴らしいですね☆
年代ごとにだんだんと取り組みが広がってきました。
無投薬飼育
みなさんは、インフルエンザなどの病気になるとタミフルなどを打って治すことが多いかと思いますが、鶏は実は生まれたときから抗生物質を打たれ、その後も摂取し続けるるのです。
なぜかというと、入れなきゃいけない状況のもとに飼育されているため。
秋川牧園では、薬は使わず、無投薬で飼育をしています。
薬漬けでストレスフルな鶏さんたち・・・考えるだけで心が痛みますね。
残留農薬対策
どこの食品会社さんも、人間が食べるもののチェックはやっていますが、鶏の餌まで残留農薬の検査をやっているところはあまりありません。
コストに縛られず、安全性にとことんこだわっていることがわかりますね。
全植物性飼料の開発
一般的には鶏のエサは6〜7割ほどがトウモロコシ、3〜4割ほどが油脂、魚粉、動物の肉骨粉から完成されていますが、肉骨粉は残留農薬が残りやすいことで有名です。
また、鶏は、飼料に動物性由来の原料が入っていることで、卵・肉の生産性が大幅に下がってしまうのですが、生産効率以上に安心なものを提供したいという秋川牧園さんの方針は他の会社さんも見習うべきものですね!
ポストハーベスト無農薬
食材に直接ふりかけるため、残留農薬が残ってしまいます。
秋川牧園では、アメリカやアルゼンチンから餌を仕入れて、飼育時には、ほとんどそちらを使っていますが、購入元を決定する際には、各地の農場を周り、そのような農薬を散布していないことを確認してから選んでいます。
せっかく無農薬や減農薬で育てられた食物でも、ポストハーベスト農薬が使われてしまったら全く意味がないですね><海外の野菜や果物を購入する際には要チェックです!
Non-GMO (Non-Genetically Modified Organism)
もちろん、遺伝子組み換えの原料は使用しておりません。
遺伝子組み換え食品に関しては、流通してからまだ20年ほどしか経たず、人間にどのような影響があるのかの研究がありません。何を食べているのかわからない状況って気持ち悪いですよね・・・。
先ほどの話をざっくりまとめると・・・
・資料の残留農薬の心配がないことの安心
・無投薬飼育、無農薬栽培
・PHF(ポストハーベストフリー)コーン、Non-GMO飼料の開発
・加工品は全て無添加
・健康的な飼育(アニマルウェアフェア)
・飼料の中身からの放射能対策
印象的だったのは、餌に非常にこだわっているということ!ここまで先々まで辿っている野菜宅配会社さんは他にはあまりいないのはないかと思います!
アニマルウェアフェアはヨーロッパなどでは結構進んでいますが、日本は効率重視であるため、まだまだです。
秋川は同業当初から健康的な飼育を実践してきました。
アニマルウェアフェとは、畜産物に使用される動物が屠殺前までに健康的でストレスのない環境で育つことを推奨する運動です。
秋川牧園のお客様は関東の方が比較的に多いです。
自社に放射能室を設け、販売しているものだけではなく、餌の放射能検査も行っているので、放射能に関しては、安心いただければと思います。
やはり、餌へのこだわりがすっごく強いですね!
餌の違い
鶏の餌には実は規制がないのです。
ということは、何を混ぜてもいいということです。
一般的な飼料の例はこちら。
大麦やとうもろこしなどはイメージが湧くかと思いますし、これだけだとあまりドラスティックには見えないかもしれませんが・・・
鶏の餌には、鶏の羽、鶏をさばいてその後に余ったもの(血など)、工場から出た油などを与えていることが多いです。
鶏肉が臭い!と感じられるのは、餌が臭いためです。
例えば、東南アジアの鶏肉はよく臭いと感じるのは、餌が悪いのが原因です。
げ〜!本当になんでも食べさせるのですね・・・鶏の中では、七面鳥は良質な餌しか食べないので有名ですが、その他の鶏は与えればなんでもいっちゃうのですね><本当のことを知ると、もう普通の鶏肉が食べられなくなっちゃいますね・・・!
基本的には、餌は全部非遺伝子組み換えで、植物性由来のものです。
先ほどの悪質な餌が混ざることはまずありません。
また、もちろん、ポストハーベストのものであり、自社で作った飼料が使われています。
いろんなこだわりを持つことによって鶏肉が美味しくなるのですね。
実際に、以前取り寄せた秋川牧園の鶏肉は奇跡的に美味しかったです!お肉がぷるっぷるの柔らかさで口の中で溶けました。 また、臭みといったものも一切感じられず。
スーパーで購入する鶏肉とぜんっぜん違います!
餌によって美味しくなる、というのはただの胡散臭い謳い文句ではなく、食べてみるとその言葉が実体験できます。
秋川牧園のお肉は、非会員の方でもお試しセットにて購入することができるので、ご興味があれば気軽に取り寄せてみることをおすすめします♪
こんな感じのセットです!
野菜、卵、肉、牛乳のセット↓
お肉と冷凍品のセット↓
・秋川牧園のお試しセットを見る/公式サイト
・秋川牧園のお試しセットの私の口コミ体験談を読む
さて、のださんのお話をまとめると!
・植物性主体飼料:とうもろこしを中心とした、穀物たっぷりの植物性飼料
・抗生物質・抗菌剤不使用(ワクチンを除く)飼育全期間において、抗生物質・抗菌剤不使用
・non-GMO:非遺伝子組み換えのとうもろこしと大豆を使用
・ポストハーベスト農薬不使用:収穫後に郵送中のカビや劣化を防ぐための農薬は不使用
・残留農薬、放射能対策:残留農薬に関しては、0.001ppm、放射能に関しては約10ベクレル以下の基準で検査
飼い方の違い
こちらは、一般的な鶏の鶏舎の絵です。
こちらのメリットは?というと、鳥は装置産業な側面が強く、鶏舎に少しでも多くの鳥を詰め込めば詰め込むほど安く生産ができます。
また、電気をつけないことで、鳥目が働き、ほとんど動かなくなります。
それにより脂肪がつき、油脂が多い肉ができるるので。
いわゆる、効率がいい、ということです。
一般的な鶏の飼育方法は以下です:
・ウィンドレス鶏舎(文字通り、窓にない真っ暗な鶏舎)
・過密・短期間飼育(坪50羽以上、45日前後の飼育)
・前述した、動物性飼料を食べ、短期間で太らせる
それに対し、秋川牧園では、上長が毎日鶏の様子を見ながら飼育をしています。
秋川牧園の飼育のこだわりは、
・開放型鶏舎(自然の光が入る、自然の摂理に合わせた鶏舎)
・薄飼い・長期間飼育(坪35羽以下、60日以上飼育)
・残留農薬・放射能・遺伝子組み換えの心配のない植物性の餌をたっぷり食べて育つ
また、光や風が入る鶏舎を使っています。
共感が持てますね!
アニマルウェアフェアとは、
・飢え、渇きを栄養失調から解放
・恐れ、恐怖からの解放
・物理的および熱による不快からの解放
・痛み・傷害・病気からの解放
・正常な行動ができる自由
秋川牧園は、アニマルウェアフェアの協会「AWFC」にも参加をしています。
AWFC (Animal Welfare Food Community)の活動について
アニマルウェアフェアは、現在、ヨーロッパではかなり意識が高まっています。極悪な飼育環境の肉は食べません、という人がだんだん増えてきているのです。
来年、東京オリンピックもあり、日本でもこのような考え方が少しずつ広まってきています。
秋川牧園は、時代を超えて、創業当初からこういうことをやってきました。
確かに、EUは農薬や添加物に関して、かなり厳しい制約を掲げています。日本ももっと環境意識が高まればいいのに・・・!
秋川牧園の会社や農場について
青い屋根のところがチキンナゲットや唐揚げ、冷凍品の加工場となります。
従業員は約280名、敷地面積は5,56haとなります。
大手野菜宅配会社は自分たちで加工を行っていないため、従業員を抱えることがありませんが、秋川牧園は中小企業でありつつも、思った以上に大きい会社です!
若鶏
このように、鶏舎に光が入るため、鶏にストレスがかからず、また、薬漬けにしなくてもよくなります。
中には、平飼いを行っていることもあります。
卵の農場は3つです。
こちらが、卵を拾っている様子。
スポンジやスイーツを作るときに、臭みがない卵が欲しいという声をよくいただいています。
私自身、以前、秋川牧園の卵を食べてみたときに、臭みというものは一切感じられませんでした!
こちらの写真にある卵ですが、赤い黄身と白い黄身の2タイプがあります。
どちらが、健康的で栄養価が高く美味しいと思いますか?
ん〜・・・濃厚さがありそうなのは赤に見えますが・・・
これは実は全く関係ありません。
「ビタミンE配合」、「真っ赤な卵」などのイメージが先行しているかと思いますが、実は黄身の色は全く関係ありません。
これは、餌の色と関係しています。
赤系の黄身の卵には、パプリカや唐辛子を餌に入れています。
逆に、とうもろこしや飼料米などを食べると黄身は白くなります。
よく、白い卵だと鮮度が悪い?美味しくない?と思われがちですが、そうではないのでご安心くださいね!
ちなみに、秋川牧園は白系です。
赤系の飼料はあまり入れていないためです。
意図的に赤くすることは簡単であり、最悪な場合、着色料などを入れて赤くすることも見受けられます。
こちらが、私が以前注文した秋川牧園の卵。スーパーの卵と比較すると確かに黄身が白でした!
味については、超濃厚&臭みがない、良質な卵でしたよ〜♡一度は食べてみることをおすすめします♪
牛乳
この農場では50頭くらい牛を飼っています。
牛が自由に牧場を歩き、牧草を食べれるばど、ストレスフリーで飼っているため、牛乳がとても美味しい!とお客様に高評価をいただいています
確かに、秋川牧園さんは、お肉や卵だけではなく、牛乳もとっても濃厚!低温で殺菌しているということもあり、口どけ抜群です^^
写真は、牛が食べる草をロールに巻いている様子です。自社で草を育て、狩り、ロールにして発酵させて、牛の餌に与えています。
野菜
年間60〜70種類くらい生産しています。
今までは農薬不使用・化学肥料不使用の野菜をやっていましたが、最近では、有機認証を取り、有機JASマークも付けれるようになりました。
野菜の生産者は現在6名です。
一般のスーパーには無農薬野菜や有機野菜はほとんど販売されていないので、貴重です^^
このような対比は野菜の良い栄養になります。
これは、自社で全部やってるからできることとなります。
一般的には、鶏糞や牛糞はどこかから買う・持ってくる必要がある。
良質な鶏糞を使うことで、野菜の見た目が綺麗だね!と言われることがよくあります。
確かに、これまで私が注文してきた秋川牧園の野菜は全てとても綺麗でした!葉物もぱりっぱりの鮮度☆
無農薬野菜や有機野菜は、農薬を使わないので、形が崩れていたり、大きさにばらつきがあるなど、規格外要素が多いですが、秋川牧園のものはまるでオーガニックでないかのよう!
収穫風景です。キャベツ取っているところです。
日本って、なかなか有機が広がりづらいんです。
原因には、安定的に量が採れないことにあります。
ですので、有機野菜は非常に希少性があります。
大手野菜宅配サービスのほとんどは、「有機野菜宅配サービス」と語っておきながら、野菜のほとんどが農薬を減らして栽培された減農薬野菜です。
しかし、秋川牧園では、減農薬野菜は全く入れておらず、全てが農薬不使用か有機といった安全性抜群のものです。
農薬の散布料を比べてみると・・・
普通の農協やスーパーで買う野菜はだいたいこれくらいの回数の農薬を使っています。
だいたいどの野菜も2ヶ月で収穫するので、2ヶ月に渡り、毎日農薬を撒いているのです。
秋川牧園と比較すると、農薬量の違いがわかるかと思います。
豚
生産者は2名となり、福岡の糸島の近くに農場があります。
こちらは、生まれたばかりの豚ちゃん。可愛い!♡
牛
ホルスタインという種類の黒和牛です。
山口県と福岡県、それぞれ1名ずつの農家さんがいらっしゃいます。
加工
チキン食品(秋川牧園の子会社)の事例をお見せします。
鶏を屠殺し、部位ごとに分け、その後パックする作業をしています。
チキンナゲットや鶏ささみロール、チキンバー、鶏肉・豚肉の加工品を作っています。
こだわりは、家庭の調味料だけ使用し、化学調味料やカタカナのよくわからない原材料は使っていないことです。
写真は、チーズささみロールを作っている風景です。
一個一個手で撒いています。
一般の商品と比べてちょっとイビツだったりしますが、地元のお母さんたちに協力いただき、心を込めて作っています。
こちらのチーズささみロールはお試しセットにも入っています。加工品には思えないほど、優しく家庭的な味わいでした♡
一般的にはチキンナゲットは添加物をよく入れます。
時間があれば、スーパーなどで見てほしいのですが、数多くの添加物がだいたい入っています。
みなさんは食品を購入する際にパッケージの裏の表示を見ていますか?私は、結構気にしています!
例えば、肉がぱさぱさしないような効果であったりとか、味をつける効果、もっと美味しくするなどの効果など、添加物にはいろいろな要素があります。
より美味しく安価に作るために添加物を入れるのです。
国も認めています。
しかし、家庭にはないものじゃないですか?家庭のお母さんがりん酸塩を入れて料理を作るというのはまずないと思うので。
秋川牧園の食品の表示を見るととてもシンプルです。副原料もシンプル。
お肉が良質であるだけでなく、使っている材料もかなりこだわっているのですね。美味しさは手を抜かないところにある!
秋川牧園では高い油で揚げています。
一個一個、揚げる油から、衣から、中に使う醤油や塩などからこだわっています。他社さんと比較した時に、こちらの点もちょっと特異性があります。
というのも、食材にこだわっている会社でも加工品になると安全性基準がちょっと薄れてきたりします。
あれ、そこまでやるの?といったところが秋川牧園の不思議なところです。
一般的なチキンナゲットと秋川のものを比較してみると・・・
使われている調味料の種類と量が全然違いますね。
一般消費者の立場から見ると、そもそも何のために使っているの?これらの添加物は本当に摂取しても大丈夫なの?について気になりますが、誰も説明してくれませんね><
何でも自社でやっているわけですが、品質管理室も自社にありまして、定期的なチェックを行っています。
野菜宅配サービスの利用を始める人の多くは、農薬や添加物など、食材の安全性が気になることが理由です。
野菜宅配サービスと言っても、日本には20社以上の会社があり、それぞれ安全性基準は異なります。例えば、この会社はこの農薬と添加物は使用を許可しているが、この会社は禁止しているなど。
私はこれまで日本にある宅配会社の多くを利用し、安全性基準を比較してきましたが、その中でも、秋川牧園はトップクラスに高いです。
安全性がとにかく高い食材を購入したい!そんな人には特におすすめです。
先ほどお話した飼料米もそうですが、秋川牧園では自給率の向上に努めています。
飼料米の生産がだいぶ増えてきており、今ではだいたい120haくらい、東京ドーム25個分くらいのお米を作っています。
800トン〜900トンくらいです。
一般的な生産より難しいですが、このような取り組みで地域貢献を頑張っております。
飼料用のタンク↓
飼育米までに手を出している野菜宅配サービスは私が知る限り秋川牧園のみです。
秋川牧園のこだわりまとめ
今回、秋川牧園さんのセミナーを受けて感じたこととしては、どこの野菜宅配サービスよりも安全性へのこだわりが強いということ!また、社会貢献意識が高い会社であるということ!です。
秋川牧園と他社との違いをまとめると:
・理念
・生産者直産であること
・美味しさと安心安全な食材へのこだわりの歴史
・農薬不使用の野菜のみ使用していること
・加工品における添加物の考え方
・放射能リスクが少ないこと
・鶏肉と卵の質がとても高いこと
また、秋川牧園のメリットはというと:
家畜飼料と育て方への徹底したこだわり
・無投薬飼育
・全植物性飼料の開発
・非遺伝子組み換え
・0.001ppmまでの残留農薬検査
・とうもろこしのポストハーベスト無農薬
・国内自給率向上、地域循環における飼育用米と自家牧草
90年の歴史に裏付けられた信頼と透明性による安心感
・生産者直であるということ
・90年に渡り、間違いない食づくりをしてきたころ
・「口に入るものは間違ってはいけない」という考え方
・「よい人生に、よい食べ物」という考え方
・絶対に不正はしないという安心感
アニマルウェアフェア
・開放型鶏舎
・35羽以下の薄飼い
・夜間点灯なしの生理に合致した飼育
畜産物のフルラインナップ
・農畜産における一次産業を他に任せず、トレーサビリティは自社で完結する
・鶏・豚・牛・野菜・加工品を全て自社で作っている会社は他にはない
加工品に対する徹底したこだわり
・アミノ酸等の化学調味料以外にも酵母エキスも使用しない
・副原料は自家配合(天然酵母パン粉、国産小麦、天日塩)
・揚げ油は非遺伝子組み換えの圧搾なたね油
秋川ネットワーク
・機能分担をして、生産・加工・販売のそれぞれの強さを活かした農業ネットワーク
子供も認める美味しさ
・毎日食べるものだから、美味しくなければ続かない
・秋川牧園の生産物の美味しさ
なお、これだけだと、秋川牧園ってメリットばかりじゃん!と思われがち。デメリットはないの?については、価格帯です。
やっぱりちょっと高い。スーパーの1.5倍〜2倍程度、それから、他の野菜宅配サービスと比較してもやっぱり高めです。
これだけこだわって作っているということもあり、どうしても、安価で販売するというのは難しいのですね。ある程度の出費を出しても、美味しく、安全性が高いものが欲しい!そんな人に向いています。
私は現在秋川牧園定期会員でありますが、実際に利用している中で感じる、どんな人におすすめしたく、どんな人におすすめしたくないのか?
おすすめしたいのは、やっぱり、一般の食品の安全性に疑問を感じている方。妊婦さんや小さな子供がいる方は特にですね。
それから、アトピーやアレルギー、化学物質過敏症の方や病気を患っている方。
最後に、放射能の心配が少ない西日本の食べ物を取り寄せたい方です。
会員になるならないは、まず最初に初回限定利用のお試しセットを注文して、食材の味やサービスの利用方法を試してみてから決定するのがいいかと思います。(定期会員は年会費500円がかかるということもあるので)
お試しセットは「野菜・お肉・乳製品」(1,980円)または「加工品・お肉・加工品」(2,480円)の2種類から選ぶことができ、普通に購入した時の値段の半額で取り寄せることができるので、もはや注文しないほうが損!柔らかく滑らかな本当に美味しいお肉に野菜、濃厚な牛乳を味わえます。
秋川牧園について/公式サイトを見る