フィシュル(Fishlle!)の口コミ・評判は?値段や味、メリット・デメリットを検証【レビュー・体験談】

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アレンジ可能で美味しい魚が食べられると話題のサブスクサービス「フィシュル(Fishlle!)」。調理が難しい・見た目が良くない・規格に合わないなどの理由で市場に出回らない「未利用魚」を活用していることからも注目されています。

今回は筆者がフィシュルの魚を実際に調理して食べてみた体験をもとに、値段や味・メリットやデメリットについて検証しました。「フィシュルの口コミや評判が気になる」「魚のサブスクを利用したいけれど、どれがいいかわからない」という方は、参考にしてみてくださいね。

この記事を書いた人
アヅマナナミ

フリーライターで一児の母。元公務員・保育士。 野菜嫌いの娘と一緒に、ベジスイーツを作って楽しむのが趣味です。 保育士の視点から野菜・宅食などについてご紹介します!

目次

  1. フィシュル(Fishlle!)の特徴
  2. フィシュル(Fishlle!)のお試し、実体験・レビュー
    2-1.コロダイの旨しお
    2-2.ブダイの和風カルパッチョ
    2-3.タチウオの煮切り醤油漬け
    2-4.コショウダイのハーブオイルマリネ
    2-5.アイゴのジェノバソース
    2-6.フエフキダイの魚醤ガーリック
  3. フィシュル(Fishlle!)のメリット
    3-1.福岡産の天然魚を食べながら社会貢献もできる
    3-2.下味がついた魚が届く
    3-3.魚の長期保存が可能
    3-4.始めやすく続けやすい
  4. フィシュル(Fishlle!)のデメリット
    4-1.調理が必要なものもある
    4-2.届く魚の種類や味付けは選ぶことが出来ない
    4-3.届く魚に偏りがあることもある
    4-4.スーパーで買うより値段が高額
  5. フィシュル(Fishlle!)の口コミ・評判
  6. まとめ

1.フィシュル(Fishlle!)の特徴

ショップ名 Fishlle!
会社名(屋号) 株式会社ベンナーズ
所在地 〒 813-0018  福岡県 福岡市東区 香椎浜ふ頭2−3−1
電話番号 0120-939-950
メールアドレス info@fishlle.com
営業時間 9:00〜17:00
取扱商品 冷凍水産物
価格
  • 6パック:5,390円=1パックあたり898.3円
  • 10パック:7,980円=1パックあたり798円
  • 16パック:11,000円=1パックあたり687.5円

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フィシュルは、福岡県の株式会社ベンナーズが提供する規格外の魚(未利用魚)のミールキットを提供する食材宅配・魚のサブスクサービスです。届けられる魚は余分な添加物をほとんど使用せず、鮮度と美味しさを保った国産品となっています。

また、下味のついた魚の切り身が届くことも特徴です。その魚にあった味がついた状態で家庭に届くので、味付けに迷わず手軽に魚を取り入れることができます。定番の味噌漬けや醤油漬け、洋風のカルパッチョやハニーマスタード、魚醤・ヤムニョムといった変わり種まで、30種類以上のレパートリーがあり、ご飯や麺にのせたり、野菜と一緒にプレートに盛ったりなど、アレンジを楽しめるのも魅力です。

フィシュルでは、生のまま食べられる「生食用」の魚と、加熱してから食べる「加熱用」の魚とが一回の配送で届きます。

2.フィシュル(Fishlle!)のお試し、実体験・レビュー

実際に届いたフィシュル(Fishlle!)のおまかせ便6パック

フィシュルのサブスクサービスをお試ししてみました。届いたのは両手ほどの大きさのコンパクトなダンボールに冷凍された状態のお魚6パックと、お魚図鑑がセットになっていました。

魚にはそれぞれ下味が付けられており、今回は生食用と加熱用の両方が届きました。また、パッケージ裏にはそれぞれの原材料や内容量、賞味期限などの表記があります。

今回は届いた6パックを活用して調理してみました。食べてみた味の感想や調理のポイントについてレビューしていきます。

2-1.コロダイの旨しお

コロダイの旨しお
「コロダイの旨しお」は、ご飯を炊くときに一緒にお釜に入れて炊き、鯛めしにしていただきました。あらかじめ下味がついているので、他に調味料を入れなくてもごはんにほのかな塩味がつきます。他のおかずと喧嘩せずにちょうど良い塩加減でした。

今回は2合炊きましたが、1合炊きならよりお魚感を味わえたかも。コロダイの塩味と、大葉の香りに食欲をそそられる一品になりました。

2-2.ブダイの和風カルパッチョ

ブダイの和風カルパッチョ
「ブダイの和風カルパッチョ」は、ベビーリーフと共にお皿に並べ、大葉をトッピングしました。ブダイはコリコリした食感が楽しく、噛めば噛むほど魚の旨みや脂がでてきて、食べ応え抜群。

醤油ベースのタレに漬け込んであるので、しっかりとした味がついています。タレ自体がとても美味しかったので、ベビーリーフのドレッシングとしても利用し、余すことなく堪能できました。

2-3.タチウオの煮切り醤油漬け

タチウオの煮切り醤油漬け
「タチウオの煮切り醤油漬け」は、漬け丼に。醤油のしっかりとした味付けと卵黄のまろやかさの相性が抜群で、まとまりのある一杯に仕上がりました。

かいわれ大根と海苔のトッピングをしたことで、磯の香りとフレッシュさが追加されて、より奥深い味わいになったと思います。タチウオは歯応えが良く、酢飯を包んで食べると甘みが感じられ、お箸が止まらなくなりました。

2-4.コショウダイのハーブオイルマリネ

コショウダイのハーブオイルマリネ
「コショウダイのハーブオイルマリネ」は、カマンベールチーズ・トマトと共にいただきました。あっさりした白身にバジルが香り、食欲をそそられます。オリーブオイルでマリネされていますが、単体で食べてもしつこくなく、何枚でも食べられる口当たりの良さがあります。

チーズやトマトを包んで食べることにより食べ応えがアップし、一品のおかずとして美味しくいただけました。

2-5.アイゴのジェノバソース

アイゴのジェノバソース
「アイゴのジェノバソース」は、蕎麦の上に盛り付けて和風ジェノベーゼにしていただきました。蕎麦にあらかじめ麺つゆで味をつけておいたことにより、出汁の旨味とジェノベーゼの香りがマッチ。魚と蕎麦を一緒に食べると、バジルの爽やかな香りが口の中に広がりました。

厚めに切られたアイゴの切り身が、美味しさだけでなくプリッとした歯応えも添えてくれました。

2-6.フエフキダイの魚醤ガーリック

フエフキダイの魚醤ガーリック
今回届いた中で唯一の加熱用のお魚「フエフキダイの魚醤ガーリック」は、フライパンで蒸し焼きにした後、フォーの上にトッピングしました。魚醤の風味がフォーのつけ合わせにぴったり。ニンニクがほのかに香るので、食べる前から食欲を掻き立てられました。

フエフキダイの身はふっくらしていて、つるんとしたフォーとよく合います。2歳の子どもも喜んで食べ、おかわりしてくれました。

3.フィシュル(Fishlle!)のメリット

ここからは、体験してわかったフィシュルのメリットを4つお伝えします。

3-1.福岡産の天然魚を食べながら社会貢献もできる

フィシュルではさまざまな理由で市場に出回らない「未利用魚」を活用しており、スーパーで買えないような魚に出会えます。珍しいお魚が食べられる点は、大きなメリットに感じました。

また、フィシュルを利用することで、行き場のないお魚を美味しく食べることでフードロスの削減につながるという側面も。美味しい魚を食べながら社会貢献もできるという2つの観点から、素敵なサービスであると思います。

3-2.下味がついた魚が届く

その魚にあった味付けを施してあるので、調味料に悩むことがありません。味付けからどんな料理にしようかとアレンジを考えるのも楽しかったです。

また、フィシュルでは着色料や保存料を使用していないので、健康志向な方や小さいお子さんのいるご家庭にもぴったり。安心して食べることができました。

3-3.魚の長期保存が可能

今回届いた魚の賞味期限は1年ほどでした。状況により長くなったり短くなったりすることがあるかもしれませんが、魚の長期保存が可能なのは嬉しいポイント。

フィシュルでは新鮮な魚を使っている分、生食用のお魚がより多く届く印象です。魚をお刺身でも食べたい方は特に、いつでも食べられる生食用の魚がストックできる点でメリットは大きそうです。

3-4.始めやすく続けやすい

フィシュルでは「必ず○回は注文しなければいけない」という回数縛りがないので、安心して試すことができました。また、北海道・沖縄・離島以外の地域へは送料かからないので、サブスクならではの毎月かかるコストが抑えられる点もメリット。(※北海道・沖縄・離島への配送の場合、740円の送料がかかります。)

4.フィシュル(Fishlle!)のデメリット

ここからは、フィシュルを体験してわかったデメリットについて4つお伝えします。

4-1.調理が必要なものもある

フィシュルで届く魚には生食用と加熱用のものがあります。生食用のものは流水や冷蔵庫での解凍で開封後すぐ食べることができます。

しかし、加熱用の魚は調理が必要なので、食べ方に迷ったり、調理が面倒と感じたりすることもあるかもしれません。

4-2.届く魚の種類や味付けは選ぶことが出来ない

フィシュルでは、その時期に旬の魚を買い付け、その魚種にあった最適な味付けを届けるために、基本的に魚種を選ぶことができません。また、下味のついた魚が届くフィシュルですが、どの味付けが届くかについても自分で選ぶことができず、お任せになります。

苦手な味付けや、子どもには食べさせづらい辛い味付けが届くかもしれない点には注意が必要でしょう。なお、マイページからフィシュル定期便で今後送られる(フレーバー、生食用・加熱用)をアンケートで選択することができます。また別途アレルギーがある場合には、問い合わせによって対応してもらうことが可能です。

4-3.届く魚に偏りがあることもある

今回届いたのは魚の多くが白身魚であり、青魚や赤身の魚も満遍なく食べたいという方には物足りないこともあるかもしれないと感じました。

また、フィシュルでは生食用のお魚が比較的多く届く印象です。今回届いた6パックのうち、5パックは生食用のお魚でした。生魚が苦手な方は調理方法を工夫する必要があるでしょう。

4-4.スーパーで買うより値段が高額

フィシュルで魚を届けてもらう場合、スーパーで購入するよりも高額になることはデメリットと言えます。

  • 6パック:5,390円=1パックあたり898.3円
  • 10パック:7,980円=1パックあたり798円
  • 16パック:11,000円=1パックあたり687.5円

下処理・味付け済みですぐに食べられること、一部地域を除いては送料も含まれていますが、続けるには少々高額に感じる方も多いと思います。

なお、いつでも解約・スキップが可能で回数縛りなどもありません。食卓に取り入れたい頻度や家族の人数に合わせて注文が可能なので、家計とのバランスをとって利用を検討されていくと良いと思います。1パックあたりは、おおよそ大人1〜1.5人分です。

5.フィシュル(Fishlle!)の口コミ・評判

今回フィシュル(Fishlle!)を実際に試して感じた口コミ・評判としては下記になります。

フィシュル(Fishlle!)の良い口コミ・評判

  • 調理が簡単
  • そのままで美味しい
  • 味付けが豊富で届くのが楽しみ
  • 未利用魚を使用しているところに共感
  • 子どもがよく食べてくれる

フィシュル(Fishlle!)の残念な口コミ・評判

  • 値段が高い
  • 味が選べない
  • 届く魚に偏りがある

※個人の感想です。実際にサービスを利用する際はご自身でもよくお調べのうえご検討ください。

まとめ

フィシュルについて、実際の体験をもとにお伝えしました。フィシュルは美味しい魚が手軽に食べられる上、社会貢献にもなるという魚のサブスクサービスです。

フィシュルは福岡産の天然魚を手軽に注文することができ、市場に出回らない未利用魚が中心のためフードロスの削減に貢献できるという点がメリットです。カット済みで下味がついているため、調理の手間が少なく美味しく食べられるのもポイントでした。

一方、旬の魚を買い付けるため届く魚が選べないことや、スーパーの魚と比較して値段が高いという点はデメリットと言えるでしょう。いつでも解約・スキップが可能で回数縛りなどもないため、試してみて継続できるかどうか判断されてみると良いと思います。

メリット・デメリットを比較の上、ご自身のニーズに合いそうかチェックしてみてくださいね。この記事が利用を検討している方の参考になれば幸いです。

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アヅマナナミ
フリーライターで一児の母。元公務員・保育士。 野菜嫌いの娘と一緒に、ベジスイーツを作って楽しむのが趣味です。 保育士の視点から野菜・宅食などについてご紹介します!