生協の宅配「パルシステム」予備商品など活用で年間110万食を支援団体へ提供

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関東を中心とした1都11県約160万世帯の暮らしを支える食材宅配サービス「パルシステム」を提供するパルシステムグループは、調達過程で余剰となる青果物の活用や利用者への呼びかけによるフードドライブなどを通じて、生活困窮者への支援活動に貢献する。2022年度には、子ども食堂やフードバンクなどに対して110万食分(重量で130トン以上)の食品を提供。特に入手困難な野菜や果物は、多くの人々から喜ばれた。

提供された食品の内訳は、輸送中の問題などによる食品の損失を考慮して、予備として確保される野菜や果物、パンなどが43万食分(85トン)。また、利用者への呼びかけによるフードドライブでは8万食分(16トン)の食品が提供され、各地の生協で購入された米も54万食分(35トン)が提供されている。2022年12月には、新潟県で発生した大雪により配達ができなくなった商品なども活用され、食品ロスの社会課題に貢献した。

提供先は、フードバンクや子ども食堂のほか、東京・新宿や池袋などで実施されている生活困窮者向けの相談会など、合計250団体以上に届けられている。

パルシステムでは、食品の受け渡しを生活圏内の配送拠点で行う。予備青果物の活用は、2019年度から実験的に開始され、2020年度から本格的に運用が開始。子ども食堂やフードバンクからの依頼を事前に集約し、週単位で利用者に最も近い配送センターまで届ける仕組みが取られている。

【関連サイト】生協の宅配パルシステム
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