2017年11月〜12月の年末頃から新聞やニュースで大きく報道されているのが野菜の価格高騰。
これまで、どの年も、一時的に、野菜の値段が高騰することはありましたが、今年は、2018年に入っても、なかなか下がらず、野菜によっては平年2倍近い価格になることも!
(特に、葉物野菜は要注意!ご参考までに、例年の値段と比較して、ほうれん草2.9倍、レタス2.5倍、大根2.6倍です。 ※2018年1月のデータ)
温かい鍋が食べたいというこの時期に、野菜の高騰が家計を直撃しているのは、言うまでもありません・・・
そんな価格高騰はなぜ起こるのか?対策や工夫は?いつまで続くの?についてご紹介します!
野菜の価格が高騰する理由
まずは、なぜこのような事態が起こるのかの背景を知っておくと理解を持てます。
野菜の価格が高騰する主な原因は天候不順です。
・寒気・寒波
・台風などの災害
・大雨・大雪
・日照不足
こちらにより、野菜が育たないや植える時期が遅くなる、といったことが起こり、需要に対して供給が追いつかなくなるというサイクルが発生します。
2017年度を事例に挙げると、11月の気温が極めて低く、野菜が想定通り育たなかったのが、一番の価格高騰の原因となりました。
野菜の価格高騰を乗り越える工夫と対策
1. 安い野菜を中心に買う
野菜には、価格高騰を受けやすいものとそうでないものがあります。
例えば、2017年〜2018年の事例を挙げると、葉物の値段が高いのに対して、根菜類は比較的に落ち着いた価格帯です。
(2018年度に関しては、にんじん、ネギ、もやしなどを選ぶことがいいですね!)
天候の影響を受けていない野菜は、出荷量が安定しているため、こちらを選ぶと節約に繋がります。
2. 野菜の直売所を利用する
野菜の直売所は、生産者が直接出荷するので、野菜が安く手に入るのが最大の売りです。
一般スーパーより値段が安く、新鮮も高いのが特徴であるため、野菜の価格高騰が起きると、急激に人気が高まります。
直売所でも、もちろんある程度の価格高騰の影響はありますが、それでも、スーパーより大幅に安い!というのが利用するメリットです。
気になる方は、お近くの直売所を探してみてください。
3. 輸入野菜や冷凍野菜で代用する
国内の悪天候を受けない輸入野菜や冷凍野菜を使うという手もあります。
ただし、毎日のように料理のメニューに使われている葉物などの野菜は、輸入品がほとんど販売されていないや、販売中の輸入野菜は、長期期間に渡る輸入にあたり保存性を高めるため、農薬や防カビ剤など健康を害する成分が多く使用されていることがデメリットです。
また、冷凍野菜は、どこの産地のものかをしっかりとチェックし、安全性について納得した上で購入することをおすすめします。
4. 野菜宅配・通販サービスを利用する
意外に知られていない手口なのが、野菜宅配・通販サービスの利用です。
宅配野菜で販売されている野菜は、価格高騰の影響を受けづらく、安く購入できるのが大きなメリットです。
その理由は、野菜宅配の会社と、そちらに出荷をしている生産者の契約が半年〜1年ほど前に決められていることにあります。
からくりはこの契約にあります。
双方との契約ではその時々の天候問わず、一定の出荷量と買取金額が定められているので、安定した価格帯で購入ができるのです。
野菜宅配・通販サービスの野菜は、農薬や肥料が抑えられている有機野菜や無農薬野菜が中心になって販売されていたりするので、安全性も高いのが特徴だったり、注文してから、畑で収穫されるところがほとんどなので、鮮度も高いのが更なる嬉しいポイントです。
直売店などに出向く時間がない場合でも、パソコンやスマホかららくらく注文ができるので、便利に利用ができます。
代表的な野菜宅配・通販サービスには、大地を守る会、オイシックス、らでぃっしゅぼーやなどがありますが、各社、1,980円の野菜のお試しセットを販売しているので、入会前にまずそちらを注文することで、一般スーパーより安く野菜の調達をすることができます。
私はこれまで10社以上の野菜宅配・通販サービスの利用経験がありますが、どの会社が最も野菜の味が美味しく、コスパが良く、安全性が高く、利便性もよかったのか?の目線で、比較ランキングを掲載しているので、よければご覧ください↓
野菜宅配・通販サービスの情報:
◆大地を守る会(大地宅配)
大地を守る会(大地宅配)のお試しセットの詳細を見る
◆オイシックス
Oisix(オイシックス)のお試しセットの詳細を見る
◆らでぃっしゅぼーや
らでぃっしゅぼーやのお試しセット・定期便の詳細を見る/公式サイト
5. シェア畑に入会し、自身で野菜を育てる
野菜の価格高騰を乗り越える更なる策は、自身で野菜を育てること。
自身の庭に畑があるのがベストですが、都内に住む方はなかなか難しいため、そんな方にとって便利なのが、シェア畑。
シェア畑とは、家庭菜園感覚で楽しみながら手軽にお好みの野菜の栽培ができる貸し農園です。
野菜の価格高騰が起こった2017年〜2018年、ますます関心が高まっているサービスであります。
シェア畑では、菜園アドバイザーが栽培方法を一から指導してくれ、道具やタネなどが自由に利用できるため、無知識・手ぶらで来れるのが嬉しい特徴です。
シェア畑は、数ヶ月に渡り、特定の野菜を育てていくので、労力がかかりますが、価格高騰の影響を受けやすい葉物などを作っておくと、市場で何が起きてもその状況に左右されないというのがメリットです。
シェア畑は、月額5,000円前後、入会金10,000円でスタートすることができます。
私は、趣味&習い事の一貫として現在シェア畑を使っていますが、体験談記事をいくつか掲載しているので、ご興味がありましたら、こちらよりどうぞ↓
まとめ
2018年の野菜の価格高騰はいつまで続くの?について気になるところですが、今後も野菜の需要が高まる見込みであるため、まだしばらく、価格が高い状態が続くことが予測されています。
そのような中で、是非一度、本記事でご紹介した対策の利用を検討してみてください!
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