野菜宅配/食材宅配で注文した野菜が傷んでいたor虫がついていた！どうすれば？解決方法をご紹介！

野菜宅配や食材宅配サービスを利用する中で、萎びた野菜、傷んだ食材、虫食い野菜などを経験したことはありませんか？

私は、野菜宅配歴7年となりますが、度々トラブルに出くわしたことがありました。

食材宅配を利用する中でどんな問題やクレームが発生しやすいのか？問題に直面したときにはどんな対応をすればいいのか？自身の体験を元にわかりやすくご紹介します！

目次

• 野菜宅配を利用する中で起こり得るトラブル一覧
• 野菜宅配のトラブル対処方法
• 野菜宅配側の対応事例
• 代表的な野菜宅配の問い合わせ先一覧
• まとめ

野菜宅配を利用する中で起こり得るトラブル一覧

食材宅配サービスには、野菜や果物だけではなく、加工食品や雑貨類まで、幅広いラインナップを提供している会社があります。

注文した商品が届いたけど、こんなハプニングがあった！事例をご紹介します。

・野菜がひどく傷んでいた・萎びていた・潰れていた・カビていた・変色していた・虫食いがたくさんあった
・虫がついていた
・パッケージや中身が破損していた（卵が割れるなど）
・注文したものと別のものが届いた
・ミールキットの食材セットに不足品があった
・冷凍品が解凍されていた

野菜宅日サービスの7年間の利用を経て、実際に私が体験したのは、野菜が傷んでいた、虫がついていた、卵が割れていた、ミールキットの食材セットに不備があったの4つです。

① 虫がついていた

具体的な食材宅配サービスの名前を挙げると、パルシステムでした。

パスシステムは、有機野菜セットのお試しセットを注文したとき。こちらのセットで、見るとおり、野菜の形があまりよくなかったりするのは一目でわかるかと思いますがそれはともかく・・・

白菜の袋を開封したところ、大きめな虫が顔をめがけて飛んできました！全く想定していなかった事態で大パニック・・・＞＜すぐにキャッチして、新聞紙で叩き潰しましたが、かなりのトラウマになりました（涙）←全く心に余裕がなく、写真は撮っていません。

野菜宅配の利用者さんのネット口コミなどを読むと、パルシステムに限らず、有機野菜や無農薬野菜を取り扱っている宅配会社はたびたびこのような虫との遭遇はあるとのことです。

虫が特に好んでいるのは、農薬や化学肥料を使わないまたは使用量を抑えている有機野菜、無農薬野菜、減農薬野菜で、比較的に多いのが、レタス、キャベツ、白菜、小松、ほうれん草、水菜などの葉物類です。

虫に出会ったらどうすればいいの？

虫が嫌いな人でもなるべくパニックに陥らず、まずは虫を手で軽く取ります（念のためビニール手袋をつけて）。

キャベツや白菜などは葉っぱが多く、中まで入り込んでいるため、一枚一枚しっかりと見るのは大変ですが、できる限りチェックをして、他にも虫がいないかをまずは目視で確認することをおすすめします。

続いて、大きめのボールを用意し、15分から30分程度かけて水に浸しておきましょう。虫の息の根を止める作戦です。常温の水でもいいですし、またはお湯などをかけてあげてもOK。虫は熱に弱いため、常温水より殺虫効果があります。

また、水につけるときに、食用の重曹を大さじ1杯ほど入れて、しっかりとかき混ぜてから野菜を入れることもいいです。虫を退治するだけではなく、減農薬野菜の場合は、残留農薬を取り除いてくれる効果もあります。長く漬けすぎると野菜の栄養が失われてしまうため、長くても10分程度を推奨します。

また、野菜を食べる際には、生は寄生虫からの感染の恐れがあるため、必ず茹でる・炒めるなど、火を通してからにしましょう。

虫はぱっと見て存在を確認できますが、寄生虫やその卵は顕微鏡などで観察しないと気づくことができず、虫が付いていた野菜には寄生虫がもれなくセットで付いてくることも考えられます。

しっかりと洗う＆お湯の熱を通せば寄生虫も死滅しますので、せっかく届いた野菜を捨てず、食べられるような工夫をしましょう。

② 野菜が傷んでいた/萎びていた/変色していた/虫食いがたくさんあった

こちらは、実は結構頻繁にある話です。傷んでいるや萎びているはまだまれですが、虫食いがあるのは、私は3回の注文に1回は必ず経験しています。

虫食いの事例1（パルシステム）

虫食いの事例2（ココノミ）

萎びていた・変色していた事例（オイシックス）

実態不明の粉が付いていた（大地を守る会）

有機野菜宅配サービスに特化している会社は、特に虫食いの事例が発生しやすいです。慣行栽培の野菜（一般野菜）は、殺虫剤や除草剤など、農薬と合成化学物質でできている肥料を使用していますが、これらを通じて育った野菜は、自然界への害といった意味で、虫が食べないのが特徴です。

それに対してオーガニックの野菜は、虫の大好物である天然由来の農薬と堆肥（枯葉、牛糞、牡蠣殻、油粕）などを使っているため、虫が寄ってきやすいのです。特に、土の栄養である油粕を多めに使っている農家さんは虫の被害が酷いです。

実際に私も、自身の畑で有機野菜を育てていますが、よく虫さんがやってくることがあります。

アブラムシ！しましま模様でホンキで気持ち悪い！

なお、虫取りを行わず、1週間ほど畑を放置してしまうと、こんな姿に！無残すぎますね・・・＞＜

栽培基準の関係で殺虫剤を使えない農家さんは、地道に1日最低朝・晩の2回は手作業で虫取りを行う必要がありますが、管理している農地が多いければ大きいほど労力がかかるのはよ〜く想像できますよね。

したがって、虫取りがなかなか行き届かないところ（特に大手の野菜宅配サービスと契約している農家さんは、収穫量も多いため、虫食い野菜を出されることが多い）は、どうしても虫食い野菜が発生しやすくなってしまいます。

虫食いが発生した野菜については、先ほど少し触れた寄生虫が存在している可能性がゼロではないため、なるべく水にしっかりと浸してから、加熱して食べることをおすすめします。怖いから虫食いだけ部分を切って、捨てるまでのことはしなくても全然大丈夫ですよ！

続いて萎びていた事例については、こちらは野菜の管理の問題です。収穫からお届けまでの期間が長かった・倉庫/郵送中の温度管理が不適切でなかったのいずれかとなります。じゃがいもやにんじんなどの根野菜は持ちが長いですが、ほうれん草やレタスなどは特に注意が必要です。

また、大地を守る会のほうれん草に白い不思議な粉が付いていたのは、え？まさか農薬の残留？？と一見不安になりましたが、こちらは農薬ではなく、ほうれん草が自ら分泌するシュウ酸カリウムという結晶です。特に、冬など気温が下がる際、身を守るために出される物質です。

シュウ酸カリウム自体は食べても有害ではありませんが、アクを含んでいるため、ごぼうやなすのアク抜きをするように、しっかり洗って、粉が取れたのを確認してから調理することをおすすめします。

③ 食材が破損していた

パッケージが潰れている程度であれば我慢ができるかもしれませんが、食材事態が潰れていたり割れているのはちょっと・・・って感じですよね。

私がこれまで野菜宅配を利用するにあたり直面したのは、オイシックスの卵が割れていたこと。6個パックのうち、1つの卵が被害を受けていました。

一応、プラスチックの容器に入っていて、ビニールもかかっていましたが、おそらく郵送中に起こってしまった事態でしょう。

割れていた卵に関しては、白身が容器の中に飛び出ていて、万が一容器についていた最近などが中に入ってしまった場合お腹を壊しかねないということで、少しの破損でしたが、残念ながらそのまま捨てました。それ以外の5個は問題なく使いましたよ！

④ ミールキットの食材セットに不足品があった

これまで利用したミールキットの宅配サービスで不足があったのはTasty Table（テイスティーテーブル）。

ちょっと高級な料理を家庭で簡単に作れちゃう便利なTasty Table（テイスティーテーブル）ですが、他社のミールキットと比較して使用材料が多いというのがあり、梱包ミスが起こりやすくなります。

以前注文したセットには、付属しているはずだったたれが入っていませんでした。ワインビネガーと、たまたま自宅にあったものだったので、そちらで代用できましたが、珍しい調味料だったりしたら、なかなかそうもいかなかったな・・・とふと思いました。

野菜人

以上が私がこれまで経験した、野菜宅配を利用するにあたり出会ったトラブル一覧ですが、もちろん、これ以外にもたくさん有りえます！ちょっとでも気になったことがあったら、注文先の会社に問い合わせてみましょう。

野菜宅配のトラブル対処方法

では、食材宅配サービスの利用にあたり、実際に自分が困った状況に陥ったらどうすればいいのか？

上記にてご紹介した、食材の破損や不備に関しては、ほとんどの会社が真摯に対応をしてくれます。以下のポイント抑えてから、対象の会社のカスタマーセンターに連絡をしてみましょう。

① 会員番号を書き取る
② 注文した日付と同着した日付を書き取る
③ 注文内容をマイページやメールから確認する
④ クレーム内容を書き取る
⑤ クレーム品を写真に撮っておく

こちらのステップをクリアすれば、問い合わせの際に話がスムーズに進みますよ！ちなみに、クレーム品の食材は、食べずにそのまま残しておいてください。

野菜宅配側の対応事例

クレームを申し出た後、どんな対応をしてくれるかは、会社の規定・規約によって異なります。大抵の場合は、以下のいずれかの対応となります。

① 返金対応：クレーム品の商品代金を返金
※指定の口座への振替または次回の請求から値引きなど細かい対応は様々
② 返品対応：同様の商品を別途発送
③ ポイント付与：クレーム品の商品代金と同様の額のポイントを発行
④ 割引適用：次回の注文時に割引を適応

ちなみに、私が出くわしたトラブルにおいては、各社の対応は以下でした

・パルシステム：商品代金の返金。次回のお届け分の生産金額から差し引かれた。

・オイシックス：商品代金の返金。卵パックの卵が1個だけ割れていても、パック全体の金額を返金してもらった。

・テイスティーテーブル：次回の注文分のミールキットの値段を半額にしてもらった。

野菜人

対応方法は様々ですが、どこもしっかりと話を聞いて、その後動いてくれるので、不満があれば言ってみる価値はあります！ただし、野菜の形が崩れて気味やちょっとした変色などは、特に有機野菜を取り扱っているサービスの場合は、予想の範囲内と言われ、断られることも＞＜明らかにこれは食べれないでしょ・・・と誰が見ても思うものでないと、返金・返品は難しくなってきますので、そちらだけご注意を！！

代表的な野菜宅配の問い合わせ先一覧

日本に存在している代表的な野菜宅配・食材宅配サービスのトラブル対応窓口を以下にてご紹介します。

まとめ

野菜宅配サービスのトラブル対応について、いかがでしたか？必ずしも会員でなくても、初めて利用するお試しセットの食材でも”ハズレ“に当たってしまうことは十分にあります。

お困りのことがありましたら、ぜひ本記事を参考にしてみてください！